Ritsumeikan Robotics Lab

生体工学研究室

人を知り、人を動かす。 ロボティクスで、身体の未来をひらく。

Member

岡田 志麻教授

岡田 志麻教授

所属学科
ロボティクス学科
研究室
生体工学研究室
学位
博士
経歴
2000年3月 立命館大学理工学部ロボィティクス学科 卒業
2002年3月 立命館大学大学院理工学研究科情報システム学専攻修士課程 修了
2009年3月 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程 修了

研究分野・テーマ

生体工学研究室の研究活動

工学の生体機能解明への応用,工学の医療・福祉応用,生体機能の工学応用など生体工学に関する研究を行っている.新しいセンサ開発を基盤とした医療診断機器,福祉機器,健康関連機器の開発や,人とロボットのインタラクションに関する研究,Brain Machine Interfaceの開発も行っている.人とロボットの機械的な接続だけでなく心身機能への相互作用も含めた新しい人-ロボットの関係にかかわる研究を推進している.

瀧 千波助教

瀧 千波助教

所属学科
ロボティクス学科
研究室
生体工学研究室
学位
博士(学術)
経歴
2019年 神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻博士課程後期課程 修了

研究分野・テーマ

ヒトの身体運動制御のメカニズム解明

ヒューマンエラーの発生メカニズムを、神経生理学やバイオメカニクス等の手法を用いて研究をしています。ヒトの動作はロボットとは異なり常に変動しており、同一の動作を繰り返す際にも「ばらつき」が生じます。このばらつきが生じる身体内部のブラックボックスを解明し、ばらつきの原因を明らかにすることで、医用工学における支援技術の開発やアスリートのパフォーマンス向上など、多岐にわたる分野への応用・還元を目指しています。

インタビュー

岡田 志麻教授

Interview

人を知り、人を動かす。 ロボティクスで、身体の未来をひらく。

岡田 志麻教授

Capter 01現在の研究について

思っただけで動く。 その未来を、身体からつくる。

私の研究室では、ロボットや機械と人間をつなぐ生体工学の研究に取り組んでいます。たとえば、ロボットハンドや義手、義足を人の電気信号を使って動かす技術や、筋肉、脳、感覚など、身体から発せられる信号を読み取り、人の意図や状態を機械に伝える仕組みを探究しています。研究室では、ハードウェアの開発、ソフトウェアによる信号解析、生体信号計測・解析、それらを結びつけるシステム統合まで幅広く扱います。大切にしているのは、優れた機械をつくることだけではなく、人が何を求め、どう使いたいのかを知ること。人が思った通りに使えるロボティクスをめざしています。

Capter 02研究を始めたきっかけ

ロボットを知ることは、 人間を知ることだった。

私は立命館大学ロボティクス学科の1期生として、この分野に出会いました。ロボティクスというと、ロボットそのものをつくる学問だと思われがちですが、実は未知の人間の機能を知ることも大切なテーマのひとつです。当時、そうした考え方に強く惹かれ、もともと関心のあった人間の身体や感覚を対象に、生体工学の道へ進みました。出発点は、人を計測するためのセンサ研究です。ロボット産業分野で発達してきたセンサ技術を、人の状態を計るために応用するうちに、生体信号の解析や、義手・義足を動かす研究へと広がっていきました。今も実際に使う方の声を聞きながら、本当に必要な技術を考え続けています。

Capter 03研究の未来

眠りも、感覚も、筋肉も。 身体は、まだ変えられる。

現在は、生体工学とフィジカルAIを結びつけ、人間の内側の状態に物理的に働きかける研究にも挑戦しています。環境情報や生体信号を学習し、脳や感覚、筋肉の状態を外部からやさしく変えていく。たとえば、ゆるやかな揺れによって眠りを促したり、電気刺激で感覚を補ったり、睡眠中に筋肉へ働きかけたりする応用が考えられます。ロボットを制御する技術を、人間の状態を整える技術へと展開していく発想です。まだ研究段階のものもありますが、薬に頼るだけではない方法で、身体や心の内側の状態を支える。そんな新しい医療や福祉、日常生活の選択肢を生み出していきたいと考えています。

Capter 04高校生へ向けて

その「間違い」は、 未来のはじまりかもしれない。

高校生のみなさんには、ぜひ「当たり前を疑うこと」を大切にしてほしいと思います。数学や物理で間違えたときも、ただ自分が間違ったと決めつけるのではなく、本当にそれは間違いなのか、その前提は正しいのかと考えてみてください。その疑問の中に、新しい発見の芽が隠れていることがあります。ロボティクスは、人間が好きな人も、ロボットが好きな人も、それぞれの興味から入っていける分野です。PythonやArduinoに触れてみることも入口になりますが、それ以上に大切なのは、自分の疑問を信じること。失敗を恐れず、まず試してみる。その姿勢が、未来を動かす研究につながっていくはずです。

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〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1

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びわこ・くさつキャンパス(Biwako Kusatsu Campus 略してBKC) にあります。

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